100.ISPF(ボリューム内データセット一覧)とSDSFでブラウズコマンドを制御する

By 岡田 - Posted: 2016/10/20 Last updated: 2016/11/27 - Leave a Comment
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ZOSを使い始めてISPFやSDSFの使い方に慣れてきた頃です。

Tcplinkマクロを作ったいきさつ

長年操作してきたVOS3(ASPEN)との違いから、ISPF(ボリューム内データセット一覧)とSDSFの(スプール、実行JCL)で同じブラウズ(内容表示)でも投入するコマンドに以下の違いがあるため、時々入力するコマンドを間違えます

ISPF(ボリューム内データセット一覧)におけるデータセットのブラウズ・・・”B”コマンド
SDSFにおけるスプールのブラウズ・・・”S”、”SB”、”SE”コマンド(※)
SDSFにおける実行JCLのブラウズ・・・”SJ”コマンド(※)

(※)
“S”・・・SDSFのスプール表示(DISPLAY)
“SB”・・・ISPFによるスプールブラウズ表示(BROWSE)・・・上記”S”より一般的にこちらが使われるようです
“SE”・・・ISPFによるスプール編集表示(EDIT)
“SJ”・・・ISPFによるJCL編集表示

※VOS3(ASPEN)には”B”,”SB”,”SE”,”SJ”に相当する機能はありません。

ISPF(ボリューム内データセット一覧)で”S”を投入すると、投入した行のデータセットのデータセット情報を表示します。
逆にSDSFで”B”を投入するとコマンドエラーになります

そそっかしい私は、ISPFとSDSFで”SB”と”B”の違いを制御して欲しいとの思いから、Tcplinkマクロを作りました

Tcplinkマクロ

今回作成したTcplinkマクロは以下になります
(特定環境下で動作することを前提としているため、sessionコマンドは除外しています。また、ラベル名”volb”,”sdsfb”,”owari”は大文字、小文字の区別があります。注意して下さい)

01: ;ISPF 3->4 ボリュームリストで実行されたら”B”
02: ;SDSFで実行されたら”SB”を投入する
03: ;
04: ;
05: if string (01,02) “DSLIST – ”
06: jump true volb
07: if string (03,02) “SDSF ”
08: jump true sdsfb
09: jump owari
10: ;
11: :volb
12: string “B”
13: until input
14: emulator key [enter]
15: jump owari
16: ;
17: :sdsfb
18: string “SB”
19: until input
20: emulator key [enter]
21: ;
22: :owari

本マクロの動作条件
1)ISPFのボリュームリストの画面又はSDSFの(O),(H),(ST)のいずれかの画面である
2)カーソルがそれぞれ左の行(ライン)コマンド投入領域にあること

5行目,7行目で表示画面を判定、それぞれ11行目、17行目にジャンプする

11: :volb
12: string “B”
13: until input
14: emulator key [enter]
15: jump owari

11行目から15行目:ISPFのボリュームリスト(ボリューム内データセット一覧)時の処理
12行目で”B”を投入、15行目で抜ける

17: :sdsfb
18: string “SB”
19: until input
20: emulator key [enter]

17行目から20行目:SDSF画面時の処理
18行目で”SB”を投入、22行目へ

このマクロをTcplinkでショートカットキーに登録。マクロ機能を持つキーボード又はマウスで動作させています
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