メインフレームをバックエンドとしたシステムのモジュール管理手法について

By 岡田 - Posted: 2013/10/30 Last updated: 2013/10/30 - Leave a Comment
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この内容は最近私の中に浮かんだ手法です。
但し、現在存在しているかも知れない手法なので、ご注意ください

メインフレームをバックエンドとしたシステム(メインフレームと端末エミュレータを搭載したパソコンなど)構成についての手法です

私が知る限り、メインフレームにアクセスするための端末エミュレータの実行モジュールはそれぞれの端末に実行モジュールとして存在しているのが普通です。

最近では、メインフレームとパソコンの間に端末エミュレータを管理するサーバを挟んで同時実行端末数を把握して、ライセンス契約数を超えないように管理する手法も見られます

実行モジュールが端末それぞれに存在していると、運用しているうちに、以下のような問題が出てきます。

1)端末エミュレータのバージョンアップを端末毎に実行する(遠隔操作や手動操作による)必要がある

2)端末毎にインストールしている実行モジュールのバージョン管理をする必要が出てくる

3)端末毎にどの程度、実行モジュールが活用されているのか(ライセンス契約の見直し材料)が不明確

上記の問題を解決する方法として、実行モジュールをメインフレーム上のディスクで管理出来ないかと考えました
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メインフレームがバックエンドにあるシステムの場合、メインフレームに何らかの形でアクセスする事が前提のため、メインフレームとの間にTCP/IPなどの通信路を持っているはずです。

この通信路を利用して、メインフレームのディスク上にある実行モジュールをftpのバイナリ転送でダウンロードして実行。実行が終了したら、パソコン上から削除すれば良いと思いました

ftpでメインフレームにLOGINする際、メインフレームのTSS(TSO)のユーザIDが必要になると思います。これはダウンロードするftp限定にすることである程度の同時アクセスにも耐えられます(ダウンロードする規模で見積もる必要あり)

また、LOGIN後はgetコマンドを投入するはずなので、getコマンド以外のコマンドが投入されたら、不正アクセスと見なす事ができるので、即座にLOGOFFすればよいです。
(VOS3の場合、LOGONプロシジャに自動コマンドを登録できるので、そのコマンド(CLIST)でgetコマンドをチェックする事は可能です)

LOGON履歴を確認することで、モジュールの利用実績を管理できます

私はこの手法を端末エミュレータのモジュールに適用できると思いつきましたが、これ意外にもメインフレームにアクセスする業務アプリなど様々な用途に使えるのはと思います。


この手法を適用する場合、メインフレームの通信管理プログラムがftpサーバを実行できる設定がされていることが必要です。確認をお願いします。

また、ftpはコネクションレスのため、データ転送が始まるとCPUが高負荷になる可能性があるため、帯域を制限していたり機能制限をしているサイトもあるようです。

HITACのAP8800Eでは、アクセラレートプロセッサ(AC)にftpの処理を肩代わりさせ、命令プロセッサの負荷を軽減させることが可能になっていますが、、
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