VOS3システムの「装置ニモニック(DEVMN)」について

By 岡田 - Posted: 2013/10/05 Last updated: 2016/09/14 - Leave a Comment
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VOS3システムでは、全ての入出力装置に装置ニモニック(DEVMN)と呼ばれる3文字の英数字記号を付与します。

これは、入出力ゼネレーション定義にて定めるのですが、ここにはさまざまな条件があります。

<基本原則>

1:3文字である事(2文字でも4文字でもダメです)
2:アルファベットAからZ、数字0から9で構成される事。
ただし、先頭の1文字にだけ記号である¥、#、@を使う事ができます

上記の基本原則より定義可能な台数は、、
先頭1文字が0(ゼロ)、2文字目以降が00からZZの場合、1296台

上記以外に先頭1文字が1から9、AからZ、¥、#、@となるため

合計で50544台。
ただし、下記に記載する”定義できない台数”と”推奨されない台数”を除いて

総合計は 50531台 です

3:定義可能な台数
VOS3 LARGE SCALE SYSTEM(略名:VOS3DE)非摘用時
→8192台
VOS3 LARGE SCALE SYSTEM(略名:VOS3DE)摘用時
→最大32767台(※)

※:システムに定義する装置の構成(磁気ディスク装置、磁気テープ装置、通信制御装置など)によって大きく変動します
これは、装置によって、メモリを占有する管理テーブルの大きさが異なるためです

したがって、定義可能な50531台から最大32767台を定義できるという事になります

装置にもニックとして使えない名称・推奨されない名称

<装置ニモニックとして使うことができない名称>
システムの制限により、以下の名称をつけることはできません
FFF:仮想データセットの入出力シミュレーション用ニモニックのため
ISM:DMFISM用オペレータコマンドとして使うため
LSS:DMFLSS用オペレータコマンドとして使うため
NET:ECS/VTAM用VARYコマンドオペランドとして使うため
NTM:NTM用VARYコマンドオペランドとして使うため
PST:パラレルシステムタイマ用として使うため
VTM:ECS/VTAM用VARYコマンドオペランドとして使うため

<装置ニモニックとしての利用を推奨されない名称>
システムとして使う名称と区別がつかないため、推奨されない名称です
AFF:UNIT指定時、装置の共用要求指定と混同してしまう
ALL:TSSのTIOP,TIOP2のコマンドとして指定した時、全端末に対する操作となる
DMY:ダミーデータセットとの区別がつかない
JSS:サブシステムデータセットとの区別がつかない
PRL:パラレルデータセットと区別がつかない
TRM:TSS端末として割り当てられた時、区別がつかない

<VOS3DEを摘用する場合の注意事項>

自社ソフトそして、IBM互換他社ソフトがVO3DEに対応しているか否かの確認が必要です
→VOS3DEを摘用すると、装置の管理テーブルを16MB以上の領域に移動させるため、管理テーブルが16MB以上に置かれた場合でもアクセスできるようになっている必要があるため
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