コンピュータ業界の国家試験「情報処理技術者試験」が持つ重要性

By 岡田 - Posted: 2013/09/27 Last updated: 2013/09/27 - Leave a Comment
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私は18歳の時、東京のコンピュータ会社に就職して以来、この業界に関わり続けています。

この業界で仕事をする時、避けては通れないのが、「情報処理技術者試験」の資格取得です

従業員一人一人が資格を持つことで、その従業員を抱えている会社は「○○試験 合格者 XX名」というように会社のステータスとして持たせる事ができます。

これは、他の会社に対してのランクづけの指標にもつながるとても大事な事なのです

最近では、情報処理技術者試験以外にもベンダー独自で試験を持つようになりました


しかし、私は未だに「情報処理技術者試験」にこだわっています。

その理由です。
1)国家試験である事
  国が認めた業界でも数少ない試験です。自分が他の会社に移ってもこの試験の効力は残せます
2)試験方法がアナログである事
  情報処理技術者試験は毎年、10月と4月の第三日曜日に一斉に開催されます
  受験者が多いので、アナログの試験(答案用紙に答えを書いたり、論文という長文での回答)をしています
  (最近では一部の科目についてコンピュータでの試験が可能となりました)

  しかし、ここが重要だと思っています
  ベンダー試験では試験判定などの処理の効率向上を図るために、コンピュータに問題を出させて、回答を選択させるような方式を取っているところが多いです

  しかし、情報処理技術者試験では鉛筆で回答を書かせます
  高度情報処理試験の科目になると、午後の問題は記述式による回答と最後には論文が待っています
  記述式や論文を書くには「漢字」が書けなければ話になりません。
  回答を審査する審査官に対してアピールするには、正しい漢字で回答するのが合格をする上で不可欠だからです
  そしてもう一つ、「漢字が書ける能力」は定年した後に威力を発揮するからです。
  定年した後もコンピュータで他の人と情報連携をするのであれば良いですが、当然のごとく、漢字を忘れる事は、知能(記憶力)の低下に拍車をかけます。
  そう、脳が萎縮して、あらゆる脳障害の原因になりかねません

  ですから、仕事をしている今から漢字を書く、”くせ”をつけておかなければならないと思うのです。

 
  現代は、携帯電話やスマートフォンの普及により、日頃、手紙を書くといった行為をする機会が減ってしまいました。
  特に、ビジネスマンはメールなどの電子ツールで仕事をします。学生以上に漢字を書く機会がありません。

  定年になって、漢字を覚えていない(手紙をまともに書けなくて携帯片手に単語を検索する)老後を想像してみてほしい
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