メインフレームを通じて触れられた高級言語たち、、

By 岡田 - Posted: 2013/09/26 Last updated: 2016/06/25 - Leave a Comment
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私が担当した最初のシステムでは数々の高級言語を搭載していました。

1)COBOL
言わずと知れた事務向け高級言語。現在、汎用機でもっとも使われている言語と思います。
私が以前、市役所のシステム更改作業に関わった時、多くの業務プログラム開発者が駐在していて、日々税制の変更などに伴うプログラム改修をしていました
XCOBOL E2:JIS準拠。VSAMが使える
COBOL85 :XCOBOL E2の機能を包含。さらに高速オンライン機能やDB機能が付いた

2)FORTRAN
科学技術向け高級言語。私が高校時代に学校で初めて、ゲーム以外で扱った高級言語。学校にはOKI製のミニコンがあり、それにカード読み取り機でプログラムを入力した。紙カードには横に80桁のラインがあり、縦に入力したい文字をマークシートのように鉛筆で黒く塗りつぶした
OFORT77 E2:FORTRAN77サポートコンパイラ。内蔵アレイプロセッサ対応
FORTRAN90

3)アセンブラ
VOS3が標準で搭載している言語(人によっては高級言語のジャンルに含めないかもしれませんが、コンピュータにさせたい仕事をコーディングするため、私は機械語とは区別して考えます)
XASM E2:OS標準アセンブラよりコンパイル性能を向上させている

4)PL/I
COBOLとFORTRANの中間に位置する汎用性を持つ高級言語
OPLI E2:DB操作機能あり
OPLI E3:OPLI E2と付随してリリースされていたOPLI/TDの機能を包含して、テストデバッグ機能を取り込んだ

5)C言語
UNIXの移植性を高めるために開発された高級言語
私がこの仕事を始めた時、まだ汎用機にはC言語はリリースされていなかったと記憶している
VOS3 C:VOS3対応で初めてリリースされたC言語。直ぐに後継の最適化Cに取って代わる
最適化C :ISO、ANSIに準拠した

6)APL言語
この言語は上記の言語とは一線を画した言語と呼びたい。
上記の言語はすべて言語+コンパイラがセットとなっていますが、このAPLはパソコンのBASICでお馴染みのインタプリタです。
APLを扱うには、APL記号と呼ばれる特殊な記号を使って記述します。通常のキーボードにAPL記号が配置され、入力をしたのです。
そのため、見た目にはとっつきにくいと思われていた(私も同様)のですが、APL記号のおかげで計算式を簡潔に記述できたそうです。

また、APL言語は、言語でありながら、数々のSTC(常駐ジョブ)を必要としたのです。APLCONH(コンソールインタフェース)、APLSDIO(入出力インタフェース)などです

APLはVOS3 EXCEED(意思決定支援システム)の必須言語だったため、EXCEEDで統計計算やDBを扱うユーザのために組み込まれていた

しかし、運用方からすると、APLやEXCEEDのファイル構造が特殊だったため、データ破壊をしないように注意する必要があったため、ディスク移行作業などで苦労させられました。

7)BASIC
8ビットパソコンで育った人にはお馴染みの言語です。
汎用機のBASICはインタプリタではなくて、コンパイルして使います
コーディングはFORTRANに似ていますが、FORTRANより記述が簡易だった記憶があります。


LISP(LISP E2)
PROLOG
PASCAL

FORTRAN90はVOS3で稼働しておらず、説明も出来ないので除外致しました
残りの言語については後述します
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