私が関わった数々のオウンコーディング(6)

By 岡田 - Posted: 2013/09/25 Last updated: 2013/09/25 - Leave a Comment
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六回目は、コンソールコマンド実行時ルーチン(JETUTCON)です

このルーチンはコンソールコマンドに関することで紹介しました通り、TSSユーザにコンソールコマンドを入力させる権限を与える(コンソールモード)事ができるルーチンです。同時にコマンドの内容チェック、コマンドの抑止などを制御できます。

このルーチンは通常OFFの状態ですので、サイトでTSSユーザにコンソール権限を与える必要がある場合は、本ルーチンを作る必要があります。

私が関わった時、本ルーチンではコンソールモードになる事ができるTSSユーザのチェックをして、あらかじめ与えているTSSユーザのリストと照合して、一致した場合に権限を与えていました

このTSSのユーザのリストを先にご説明したCVTを使ってメモリ上から本ルーチンに渡していました

CVTを使うと、システムがIPLしている間、ルーチン間やルーチンとユーザ間で情報の連携を行えるとご説明致しました。

IPL後に独自に作ったユーザプログラムにて、サブプール241(CSA)に領域を確保。この領域にコンソールモードを許可するTSSユーザのリストを格納して、その先頭アドレスをCVTに入れる事で、他のルーチンがCVTを見ることでサブプール241の領域を参照可能であり、本ルーチンはリストを入力情報としてもらえるようにしていました

その結果、運用中でも急遽、コンソールモード権限を与えたいTSSユーザが出てきた時、変更内容を記したリストを入力パラメタとしたユーザプログラムを実行する事で、メモリ上の状態を即時に書き換えることが出来たため、直ぐにコンソールモード権限の追加、削除が可能だったのです
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