VOS3システムで関わったIBM互換(MVS)ソフト

By 岡田 - Posted: 2013/09/12 Last updated: 2013/09/17 - Leave a Comment
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私が関わったIBM互換のソフトと私の記憶の情報を掲載致します

1)Model204(データベースソフトウェア)
Model204には直接関与していませんが、20年前に聞いた事として、、
データをVSAMではなく、直接データセットに格納していた事
直接データセットの中のファイル構造が特殊だったため、JSFMOVEのようなバックアップユティリティを使う場合は細心の注意を払うよう指示をうけた

2)KNET、K2000(TCP/IP通信制御)
これは、まだ日立からXNF及びTCP/IPの通信管理プログラムが提供される以前に、ECS/VTAM上でTCP/IP通信を実現するためのプログラム、ハードウェアです
(当時ECS/VTAM上でTCP/IPを実現するための唯一の環境でした)

KNETが通信管理プログラム、K2000が通信制御装置です

私は現在日立が提供しているXNF/TCPが世に出る前にKNETを運用する立場にいました。XNF/TCPに切り替える際、パラメタ構成がKNETと似ていると当時感じました

PROFILE、TDTINFO、XTCPDFなどはおそらく、KNETからのコンバートを想定しての事だったのではと思っています

3)MIM(磁気テープ装置のシステム間共用管理)
現在ではSOLUSという同等機能を持つ製品が日立から出荷されていますが、SOLUSが出る以前MIMだったのです。

同一建屋内で一つの磁気テープ装置を複数のシステムで共用する場合、利用者が磁気テープのOFFLINE/ONLINEをして切り替える作業が必要ですが、MIMがあると事前に設定しておいたパラメタに従い、特定のシステム間でOFFLINE/ONLINEしなくても自動的に排他制御を実現してくれました

排他制御をするためには、システム間で共用ディスクが必須です。これはSOLUSでも同様です

4)FXIPF(SYSOUTをLANプリンタに出力する外部ライタ)
これもMIMと同様PRINT DATA EXCHANGEが日立から提供される以前に、富士ゼロックス社が自社のLANプリンタにホストのSYSOUTを直接転送させるためにホスト側にインストールさせた外部ライタです

初期設定パラメタより外部ライタからFTPが発行されLANプリンタにSYSOUTを転送する仕組みになっていたものと推測しました

5)RDS
現在はチャネル・エクステンダと呼んでいるそうですが、以前はRDSで通じました。
通信回線を通じて遠隔地に周辺機器(磁気テープ、プリンタなど)を設置、運用する事を実現する機器です。

元々は外国製で住商エレクトロニクス社が代理店となり契約をしていたようです

RDSを使う前は、RJE(リモートジョブエントリ)で遠隔地にミニコンを置き、VOS1システムを稼働させ、ミニコンの配下に磁気テープやプリンタを配置して運用する方式を取っていました


6)NETEX、BFX
これは異機種間でジョブ転送を行うための環境を提供します

OSバージョンアップやCPU更改の際の動作確認として、VOS3からジョブを特定の異機種に転送、結果が帰ってくることを確認していました
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