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日立の大型汎用機(命令プロセッサ)を影で支える専用処理装置

私が今までに関わってきた数々の下支え(専用)処理装置について書きます

1)IAP(Interated Array Processor)・・・内蔵アレイプロセッサ
スーパーコンピュータの登場まじかの時代、ベクトル演算の高速化を目的として作られた演算機構です。技術計算を主体とした行列計算を得意としていました

VOS3ではJOB文またはEXEC文にて”IAP=YES”を記載することで、当該プロセッサで計算させる事ができました(計算の選択はユーザ側にあった)

スーパーコンピュータが一般化した事、命令プロセッサ自体の能力アップにより現在は姿を消しました

2)AP(アクセラレートプロセッサ)
VOS3で稼働するPP(プログラムプロダクト)が提供する特定のプログラムについて、通常のIP(命令プロセッサ)ではなくて、APに処理を肩代わりさせる事で、IPに別の仕事させる事が可能となる

このプロセッサで稼働できるプログラムはシステムパラメタで設定するため、ユーザに決定権は無い。システム起動後にSTCを実行する必要があり、この際メモリ上に情報が記憶され、該当するプログラムがロードされたときに、APに処理を移していると推測される

3)ICF(内蔵暗号機構)
処理するデータを暗号化して、データセットやテープに出力させるための処理機構。ICFが暗号化、復号化をする事でIP(命令プロセッサ)の負担を軽減する

また、プロセッサに内蔵されている機構として、「データ圧縮機構」があります。
データの内容を特定の条件にしたがって、圧縮するものです