メインフレームシステムが抱える媒体問題

By 岡田 - Posted: 2013/07/31 Last updated: 2016/05/22 - Leave a Comment
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メインフレームシステムの影の立役者として、私は”磁気テープ”と言いたいです。

データを電力なしに保持できる。データの可搬が容易など、様々な恩恵をもたらせてくれました。

その磁気テープですが、提供メーカーが保守期限切れを目前としています。
余談ですが、媒体の方の生産(カートリッジ磁気テープ)はすでに終了しています

メインフレームの磁気テープと言えば、ドーナツ型をしたオープンリールテープです
1970年代から80年代のSF映画や007では、コンピュータルームが出てきて、オープンリールテープ装置を良く目にしたものでした。

テープの回転する様子が、まさにコンピュータだなと、子供だった私は感じていたものです

それも、今は昔。。

サーバでは、DATからLTOに取って代わり、メインフレームでも、LTOの利用が可能になっています
(日立ではDMFOPDSと、SCSIゲートウェイが必要です)

一番の問題は、同業他社間で統一媒体として、磁気テープを使っている場合です。
規格を変更するには、データの保持能力は当然のことですが、セキュリティ、操作性、消耗品にかかる費用の検討など多くの問題を乗り越える必要があります

現代では、LTOの他、DVD、BDなど多くの媒体があります。

駆動部分がある以上、保守は欠かせません。
新しい媒体に切り替えても、数十年後にはまた次の媒体に切り替える作業が発生します。

取り敢えず、磁気テープさん、、お疲れ様でした
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