すべてのボリューム上のデータセット一覧を作る

By 神居 - Posted: 2009/12/28 Last updated: 2009/12/28 - Leave a Comment
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ボリューム内のデータセットの一覧リスト(VTOCリスト)を必要とする場合があります。IEHLISTやISPF3.4(DSLIST)を利用することもできますが、AMSユーティリティーのDCOLLECT機能を使って、ボリューム内のデータセット情報を収集して、ソート・ユーティリティーで編集するサンプルを紹介します。
1つのボリュームだけでなく、複数のボリュームにまたがってリストを作成する場合、ボリューム名に総称文字*を使うことで、複数のボリュームを一度に検索できます。ISPFのDSLISTでもボリューム名に総称文字が利用できますが、対象のボリューム数が多いと、時間が掛かります。ISPFのDSLISTサービスをバッチ・セッションで実行する方法もありますが、ここでは代替としてAMSのDCOLLECTコマンドを使った方法を紹介します。


全オンライン・ボリューム上のデータセット・リスト(VTOCリスト)を作成する

最初のステップは、AMSのDCOLLECTです。VOLUME名に*を1つ指定することですべてのオンライン・ボリュームを示しています。DATA*とすれば、ボリューム名DATAxxが対象になります。
次のステップで、DCOLLECTの出力レコードをDSN順にソートして、簡単な編集を行います。そのままSYSOUTに出力してもかまいませんが、さらに次のステップでICETOOLを使い、レポート形式に編集してからSYSOUTに出力します。
DCOLLECTではデータセット・スペース量がトラック数ではなく、キロバイトに換算されたスペース量で格納されるため、ISPFのDSLISTのスペース量表示とは異なります。しかしDCOLLECTのレコードには、かなり細かい情報も入りますので、必要なものを選択して、SORTやICETOOLを使って編集することができます。必要に応じてDSLISTやDCOLLECTを使い分ければいいでしょう。

すべてのボリュームを対象にして、データセットのリストを作成すれば、SORTと組み合わせて重複データセットをピックアップしたり、容量の大きなもの、アクセスされていないもの、などをランク付けすることもできます。いろいろと工夫してみて下さい。

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