PCの中にメインフレーム?

By 高尾 - Posted: 2009/03/06 Last updated: 2015/04/20 - Leave a Comment
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以下は、読まれている方からの貴重な投稿を加筆したものです。Kさん、ありがとうございます。
メインフレームはそのメインストリートとは別に奇異な機種をいくつか生み出しています。
ここで話題にするP/390は、まさにそのひとつであります。これは、OS/2(これももう死語ですが、IBM謹製のPC用OS)の動くパソコンにメインフレームのプロセッサーチップ(初期G4、後期G5用)を搭載したカードを乗っけたもので,1997年に発表されました。

当時は、I/O用のバス速度も現在と比べると鬼のように遅く、インストラクションの処理速度にI/Oがついていけない上に、SCSI系のトラブルも非常に多く、大変な苦労をしましたが、今となっては非常に懐かしく、かつ、貴重な思い出&経験でした。
その後、IBMが正規のサポート製品MP3000を1999年9月に発表するに至って、P/390の存在価値はどんどん薄れていきました。(P/390はエニコムなどが中心となりENI390といった名称で販売していた。MP3000は、100Vで動作し、中小企業のオフィスに置くことを想定した、「メインフレーム」でした)
しかし、あの頃、今のCPU、BUS、メモリー能力を持った、大容量HDDのPCがあったら、「ミニ・メインフレーム」はもっと脚光を浴びせられただろうなぁ、と今でも思っております。
廃棄処分となったPC390システムの390ボードを、現在のPCにさして動かしてみようかと計画中です。(発表当時はマイクロチャネル用だったが、後期にはPCI用があった)
もっとも、当時でもマザーボードのBIOSで相当苦労をしましたので、さしても認識すらされないかもしれませんが。
実験結果が出たら、またメールしますね。
どうか、サイトに訪れた、隠れMFオタクたちが、どんどんこのサイトを進化させて言ってくれる事を祈りつつ!今後とも宜しくお願い致します。



ここからはサイト主宰者追加です
某ISVにいたときに、ENI390使ってました。VMでVSEとOS/390の両方を動かしてました。開発部門で限られた人数でしか使わなかったせいもあるけど、会社のメインマシン(確かMultiprise 2000だったか)のOS/390より、はるかにさくさく動きました。Y2Kなんかもあって、結構な数の企業が導入したとも聞いてます。
ハードスペックだけ比べれば、現在のPCとHERCULESの組み合わせの方が格段に速い(?)のでしょうね。
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