ロードモジュールの情報を得る(AMBLIST)
By 神居 - Posted: 2008/11/21 Last updated: 2009/11/25
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AMBLISTユーティリティはロードモジュールの属性や内容を編集して出力します。アドレスモード、入口点の位置、リエントラントなのか、APF許可を必要とするか、などのモジュール属性とどのようなモジュール(CSECT)によって構成されているかのマップとクロスリファレンス情報、いつコンパイル(アセンブル)されいつリンケージされたか、どのようなプログラム修正が適用されているか、などの識別レコード情報、さらにロードモジュール内容(命令コードとデータ)を出力することもできます。
AMBLISTユーティリティJCLサンプル
// JOB Statement //********************************************************************* //* Sample JCL - AMBLIST //* ==================== //********************************************************************* //AMBLIST EXEC PGM=AMBLIST MSP→JQNLIST、VOS3→JSNMLST //SYSPRINT DD SYSOUT=* //SYSLIB DD DISP=SHR,DSN=USR1.LINKLIB //SYSIN DD * LISTLOAD MEMBER=PROG1,OUTPUT=XREF LISTLOAD MEMBER=PROG1,OUTPUT=MODLIST LISTLOAD MEMBER=PROG1,OUTPUT=BOTH LISTIDR MEMBER=PROG1 LISTLPA // //
LISTLOADはロードモジュールのマップ情報とレコード内容を出力します。OUTPUTパラメーターでXREFを指定した時は、ロードモジュール属性とマップおよびクロスリファレンス情報を、OUTPUTパラメーターでMODLISTを指定した時は、ロードモジュール属性とレコード内容を編集して出力します。BOTHは両方の出力です。
LISTIDRはロードモジュールのIDRレコードを編集して出力します。モジュールの翻訳日、作成日、適用されているプログラム修正名を知ることができます。
LISTLPAはLPAに展開されているロードモジュールの名前、アドレスと大きさ、入口点をマップしたリストを出力します。
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